リハナースステーション古川では、理学療法士、作業療法士による在宅でのリハビリを行っております。
今回は、在宅リハビリに興味はあるけど、実際の現場の想像がつかないという方が多いと思いますので、実際にどのような方法でリハビリを行なっているかご紹介していきたいと思います。
【在宅でのリハビリの実際】
① リハビリを行う場所
リハビリでは仰向けで寝た状態でストレッチやマッサージなど行うことがあります。可能であれば、ご自宅のベッドを使わせていただいたり、ベッドが難しい場合は、長座布団などを敷いて、床に寝てもらいリハビリを行うこともあります。ソファなどを利用する場合もあります。
② 道具を使う場合
病院のようにリハビリで使用する道具が揃っているわけではないので、必要な道具は訪問職員が持参したり、利用者様に準備してもらうことが多いです。また、ご自宅にある階段や手すりなどを使わせてもらい、ご自宅でも自主トレができるようにすることもよくあります。
③緊急時の対応
在宅でのリハビリで心配されることが多いのは、緊急時どのように対応すれば良いか?ということだと思います。緊急時の対応としては、ご利用者様の状態が普段と違うと感じた時、まず当ステーションの看護師へ連絡し状態を伝え、対処法を確認することにしています。その時の状況にもよりますが、ご利用者様の反応がないときなどの緊急時はすぐに救急車を呼び、看護師、主治医の先生、担当のケアマネージャー様に連絡を入れます。
ご利用者様一人一人に、様々な生活スタイルがあり、様々な価値観があります。
その方の生活スタイルに合わせたリハビリ方法の工夫やアイデアが大切になってきます。
そこが在宅でのリハビリの難しさとおもしろさかもしれません。
また、在宅では緊急時の対応に出くわす場面が多くなると思います。そのような時は、看護師や主治医の先生、ケアマネージャー様と連携し対処していくことが大切になるので、その地域の横の繋がりを作りながら、ご利用者様の支援をしていくことが大切になりますね!
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