リハナースステーション古川では、フットケアのご依頼も受け付けております。高齢になると自分で爪を切る事が難しくなったり、まき爪などの問題を抱えることも多いです。今回は、看護師が行えるフットケアについてご紹介します。
【フットケアとは】
足のケア全体の総称です。足の状態観察、爪切り、足浴、「タコ」や「ウオノメ」のケア、足のリラクゼーションなど、足に関する様々なケアを行います。フットケアを行うことによって、足の病気の予防や早期発見につながり、足の健康を保ち、健康的に歩いたり、安定した立位を保つことができるようになります。
【リハナのフットケアの種類】
■足浴
足の部分のみお湯に浸ける入浴方法です。
[ポイント]
足の汚れや角質を落とし、清潔を保つことができます。特に指の間の汚れや踵の角質化を放置すると、角質化した部位に傷ができて菌が入り、蜂窩織炎になってしまったり、水虫になってしまうことがあります。このような症状によって歩けなくなってしまうことにつながるケースも多いです。
■爪切り
まき爪や肥厚した爪の爪切りややすりがけを行います。
[ポイント]
まき爪や肥厚した爪はやすりで削ったり、まき爪が進行しないように切る方法があります。また、高齢になってくるとご自身で足に手が届かず、爪を切ることが難しい状態になってしまうことがあります。まき爪の痛みで歩けなくなってしまったり、爪切りで傷つけてしまい、菌が入ってしまうということもあります。ご心配なときは看護師にお任せください。
■足指のケア
足浴や爪切りと合わせて、足指のリラクゼーションなどを行います。
[ポイント]
足指を動かすことが少なくなってくると、血流が悪くなって冷えてしまったり、指の色が悪くなってしまうことがあります。関節が固まってしまい、立ったり、歩いたりするときにバランスを崩しやすくなってしまいます。
他にもご利用者様の状態に合わせたフットケアを行なっています。足もとの傷や汚れは目に入りにくいため、ご連絡いただいたときには状態が悪くなっているケースも多いです。足もとを確認してみて、迷った時はぜひお声がけください。
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